歯ぎしりがつらい、体が疲れている。
顔のエラが張っているのでどうにかしたい!
そんな時におすすめなのがマウスピースです。
マウスピースというと様々な種類がありますが私はこれまで10年間で5個のマウスピースを作りました。これほどマウスピースを愛用している人はいないのではないか!というくらいマウスピースを日常的に使っています。
今回は、マウスピースを使用してどう悩みが改善されたかをご紹介したいと思います。
- 虫歯がないのに歯がしみる
- 歯ぎしりを軽減させたい
- 顔のエラ張りを解消したい
Contents
マウスピースの種類
マウスピースにはいくつかの種類があります。
私が現在使用しているのは、歯ぎしり改善用とホワイトニング用で
全て病院で歯形をとって購入しました。
- 歯ぎしり改善
- 歯の矯正用
- 歯のホワイトニング
- スポーツ用
全てのマウスピースはの購入方法や作り方はいろいろあります。
- 自分にあった歯形をとってを作るタイプ(歯医者で注文)
- 歯の矯正用タイプ(歯医者で依頼)
- 自分で歯形を取って作るタイプ(ネット等で購入)
- 歯形を作らず使用できる簡易タイプ(ネット等で購入)
マウスピースの値段
それぞれのマウスピースにかかった値段をご紹介します。
全て歯医者で使用しているため、ネット等で購入できるものよりも価格が高くなっています。
マウスピースの種類 | 価格 | 購入場所 | 保険 | 購入回数 |
歯ぎしり用 (上の歯のみ) |
約5,000円 | 歯医者 | 適用可 | 3回 |
歯ぎしり用 | 約1,500円 | ネット通販 | 適用不可 | 1回 |
ホワイトニング用 (上下の歯) |
約30,000円 | 歯医者 | 適用不可 | 1回 |
歯ぎしり改善用
歯医者さんでつくる歯ぎしり用の場合、保険が適用され約5,000円で作ることができました。樹脂でできており、上の歯のみに装着します。
2つとも別の歯医者で作りましたが、同じ価格でした。歯医者さんによって値段が変わると思うのでご注意ください。ネット通販で購入できるものは、奥歯にはめて上下で噛むゴムタイプのものです。
ホワイトニング用
ホワイトニングタイプは保険適用が効かないため通常の診察代とは別途自費で約30,000円ほどかかりました。こちらも樹脂タイプでできていて、上下の歯用に作りました。
また、ホームホワイトニングは、自宅で行うのものため、マウスピースとは別にホワイトニング液が別途1本3,000円ほどかかります。
歯ぎしり用マウスピースを作ったきっかけ
虫歯ではないのに歯が痛い、冷たい水がしみる(主に歯茎部分)という時期があり
歯医者に何度も何軒も通いましたがレントゲンをとっても問題がありませでした。
この痛みを解消するには夜に使うマウスピースを作った方が良いと言われました。
マウスピースが知覚過敏の解消に役立つと聞いて驚きました!
正直、マウスピースで歯の痛みが治るということが信じられなかったのですが数人の歯医者さんの診断内容が同じだったため、最終的に夜用マウスピースを作ることにしました。
歯ぎしり用マウスピースの使い方

歯ぎしり用マウスピースは、夜に使います。
夜は無意識のうちに歯を食いしばったり、歯ぎしりをしてしまうため、
マウスピースを使うと歯を守ることができるそうです。
使っていくうちに透明なマウスピースにいくつか白く削れている部分が出てきます。
ここは歯ぎしりで強い力がかかってしまっている部分だそうです。(赤い丸のところです)
ちなみに装着時によく口の中や歯茎を挟んでしまい、口内炎となることがあるので注意が必要です!特に奥歯で挟みやすいので、指で確認しながらはめましょう。
歯ぎしり用マウスピースの効果
歯ぎしり用マウスピースを使って、歯の痛みは改善されました!
使い始めて1ヶ月ほどで改善されたので、長年の悩みが解消できてとても嬉しかったです。
それはエラの張りが解消されました!
私はエラが張っていて顔が大きくみえることにとても悩んでいたのですが
朝顔をみるとフェイスラインがスッキリとしているではないですか!
マウスピースを使うことで、上の歯と下の歯に空間が開き食いしばりが減ったようです。
たしかにパソコン等の前にいると歯を強く食いしばっている場面がありました。
私は無意識のうちに(寝ている間に)エラを発達させていたのかもしれません。
硬くなったエラや顔のコリは顔の筋肉は、たるみやむくみの原因となります。
なお、歯医者さんは歯の治療が目的です。治療目的以外では当然マウスピースを作ることはできません。エラはたまたま副次的効果が働いた結果です。
歯ぎしり用マウスピースにも違いが!
私は1度目と2度目のマウスピースは同じ歯医者さんで作りました。
1度目に使ったマウスピースの奥歯の部分が破れかけてしまったので新しいものを作りました。
私は2年ほどで買い替えをしましたが、強い食いしばりをする方の中には数ヶ月で破けてしまう方もいるそうです!
2度目のマウスピースにも満足していたのですが
3度目に引っ越しを機会に変えた別の歯医者さんで左のマウスピースを見せたところ
これではしっかりと歯を守れないと言われてしまいました。
たしかに左のマウスピースと右のマウスピースを比較すると厚みと造りに違いがあります。
歯に付けてみた感触もフィット感が右側の現在使用中のものの方が安定感があります。
歯医者さんによって使用しているマウスピースのメーカーが違うので
ぜひ相談してみてくださいね。
歯ぎしり用マウスピース失敗談
私は過去に1度ネット通販で歯ぎしり用マウスピースを購入したことがあります。
これは病院で作る樹脂タイプのものではなく、ゴムタイプです。
さらに歯形を取る必要もなく、両方の奥歯上下で噛むだけのものです。
値段も約1,500円と安く、ネット通販で購入しました。
1日で捨てる結果となった理由は以下です。
- ずっと噛み続けないと奥歯からはずれる
- 寝ている間にずれる
- 朝起きた時には口から外にでている
- ゴム製のため噛み心地が弱すぎる
お試しで使ってみるのは良いかもしれませんが、私はおすすめしません。
ホワイトニングマウスピースについて

次にホワイトニング用のマウスピースをご紹介します。
ホワイトニング用のマウスピースは、歯そのものを白くする目的があるため
これまで紹介した歯ぎしり用(夜用)とは構造が異なります。
しっかりと厚みもある歯ぎしり用と比較して、ホワイトニング用は
歯全体を覆い、歯茎近くまで高さもあります。
過去にホワイトニング用を歯ぎしり用に使えないのか?と歯医者さんで
質問したことがありますが、薄さや構造(目的)が違うので使用できないと言われました。
たしかに眠っている間にホワイトニング用を使用したら、歯ぎしり用よりかなり薄いためすぐに破けてしまったと思います。
ホワイトニングの種類
また、ホワイトニングには2つの種類があります。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングは、歯医者さんで行うタイプです。
マウスピースを作る必要はなく、専用のホワイトニング電子機材を歯にあてることで白くなります。
こちらは即効性があるそうで、結婚式やイベントの時などすぐに歯を白くしたいときにおすすめです。すぐに白くなるのでよかったのですが、3か月ほどで元に戻ってしまいました。
ホームホワイトニングとは

反対にホームホワイトニングは、歯型を歯医者でとり専用のマウスピースを使って自宅で行うホワイトニングです。1週間ほどでマウスピースは出来上がります。
即効性はありませんがゆっくりと白くなり、オフィスタイプよりも白く明るくなりました。さらに持続力も約1年と長く持ちます。

ホームホワイトニングの注意点として、歯の白さが均一にならないときがあるんです!
ホワイトニング液をマウスピースの側面に付けて歯にはめて使用しますが
つけている間に液体が中で下に垂れて、先端の方が白くなるという現象が起こりました。
たしかに鏡をみてみると白さに違いが!
その後は使用上する際は歯の根元にホワイトニング液を多くつけることで解決できました。
マウスピースのケア方法

マウスピースは夜中の間中つけているため、唾液や汚れで雑菌が繁殖してしまいます。
デイリーケアとして、歯磨き粉で簡単に洗浄しましょう!
その他、注意点がいくつかあるのでご紹介します。
ポリデントで洗浄
毎日歯磨き粉で洗浄していても落としきれていない汚れがあります。
そこで1・2週間に1度入れ歯用などに使うポリデントで洗浄しましょう!
これは歯医者さんでもケア方法として教えてもらいました。
1粒のタブレットを40度くらいのぬるま湯に入れると泡がぶくぶくと出てきて、洗浄ができます。あまりにも高温の水だとマウスピースにゆがみがでるため注意が必要です。
水につけておく

マウスピースを洗浄後、保管する際は水につけておく必要があります。
ゆがみをなくすためだそうです。
ただ私は付属でついてくるマウスピースのケースに水を入れて保管していたのですが、
ケースのふちに白いカルキがついてしまっていました。
ケースはプラスチック製なので、強い消毒液につけることが難しいです。
そこで100円ショップで購入した陶器のコップに替えました!
陶器であれば洗いやすく、消毒もしやすいのでおすすめです!
さいごに
歯ぎしり用(夜用)マウスピースを使うと様々なメリットがあります。
歯の食いしばりは、歯を傷つけてしまうだけでなく、寝ている間も力を込めているため体が十分に休まっていません。
マウスピースをすることは一見窮屈に感じますが、リラックス効果もあります。ぜひ最寄りの歯医者さんに相談してみてくださいね。

